ヤマブキファーム × OTEMOTO「OTEMOIMO(おてもいも)」成長日記 〈10月 収穫編〉
投稿日: 投稿者:OTEMOTOSTAFF

OTEMOIMO(おてもいも)ついに収穫!
畑からお届け!今年もこの季節がやってきた🍠
5月に植え付けをした「OTEMOIMO(おてもいも)」。
真夏の管理作業を経て、ついに収穫の時を迎えました!

先日OTEMOTOチームはヤマブキファームさんの『OIMOTOプロジェクト』専用区画にお邪魔し、お芋掘りをしてきました🫡
お芋の生育期間は145〜155日がベストと言われています。半年前に植えた苗はどんな風に育ったのでしょう。
👉8月の管理作業の記録はこちら:ヤマブキファーム × OTEMOTO「OTEMOIMO(おてもいも)」成長日記 〈8月 管理作業編〉
10月24日、畑から生中継!
「OTEMOIMO収穫祭」Instagramライブを配信

昨年に続き、2回目の訪問です!
今回はヤマブキファームさんの畑からInstagramライブをつなぎ、「OTEMOIMO」の収穫報告をお届けしました。
この記事では、その内容をダイジェストでお伝えします。
今年のお芋は“豊作”!
🍠今年のお芋の出来はどうですか?
ヤマブキファームさん:
収穫したばかりのOTEMOIMOです!

芋の切り口からタラ〜っと流れ出ている白い液体は「ヤラピン」という成分です。
さつまいも農家の間では「ヤラピンがたっぷり出る芋ほど美味しい」と言われています。
ヤラピンは乾燥すると黒く固まります。
さつまいもの皮に黒い固まりが着いていることがありますが、それがヤラピンです!
OTEMOIMOからはヤラピンがタラタラ出ているので、きっと美味しいと思います!

今年のお芋は全体的に”つき”がいいです。一つの株にいっぱいお芋がついてます。
今日もポテカルゴ(収穫機)のレーンの上で芋が渋滞していましたね!
形が良いお芋が多くて、肌(皮)も美味しそうです。

🍠去年との違いは?
ヤマブキファームさん:
他の畑も含め、同じ面積あたりで収穫できる芋の量が去年よりも多いです。
苗を植える間隔を変えたので、それがうまくいったのか、苗が良かったのか…?
いろんな条件が重なったみたいです!

ヤマブキファームさんは“女性二人組”農家
🍠2人農家の苦労は?
ヤマブキファームさん:
収穫スピードは、やっぱり他の農家さんと比べるとかなり遅いと思います。
特に今年は芋が多いので、芋が大渋滞!
ポテカル(ポテカルゴ)がどんどん芋を掘り起こしてくれるので、次々と芋が上がってきます。
ツルを外している間に次のお芋が上がってきて追い越されちゃって、もう一回下に戻して……みたいな(笑)。

ツル切り・選別・コンテナ詰めを同時に進めるので、頭の中は結構パニックで(笑)。
慣れてくれば手が勝手に動くようになるんですが、一日の最初に一回パニックになって、そこからだんだん慣れていって…っていうのを繰り返しています(笑)。
人数がいれば分担できるんですが!

本来は複数人でやる作業を2人でぎゅっと凝縮してやっているので、バタバタです!
それでもポテカルゴのおかげでかなりラクになりました。前はもっと大変だったので…!

お芋にはOTEMOTOオリジナルのレシピカードが付いてくる
🍠どんなレシピを企画中?
ロシアン佐藤:
今年も引き続き、焼き芋をベースにしたいなと思いつつ、“発酵”を絡められないか試作してみたいと思ってます!
焼き芋にするとそれだけで十分甘いので、甘さを足す必要がなかったりするんですよね。
なので、どうしようかなって迷ってます。

お芋自体のデンプン質が多いから、麹パワーでさらに甘くなるのかな?と気になっていて。
まず、お芋の「発酵あんこ」にして、それを何かと混ぜるのも良さそう。
濃厚なアイスクリームとか。「お芋の発酵マーブルアイス」みたいな!
簡単に作れるレシピにできると思うんですよね。あ、でも炊飯器は必要になりそう。
実はレシピはもうたくさんあるんですよ。お店(おてもとのはてな)で出していたメニューもあって。それを皆に食べてもらうのもいいな〜って!
あ!浅草満願堂の芋きんが大好きだから、芋きんも良いかも。
芋きんは“お芋本来の美味しさ系”のお菓子ですよね。
お芋をペーストにして、周りを小麦粉でちょっと焼いて…みたいな♪
あごうちゃん:
今年は私もレシピカードを作ります!
私はスイーツ・カフェ担当なので、お菓子とかドリンクとかを考えているんですが、「お芋の美味しさがダイレクトに伝わるレシピ」にしたくて!
そうなると、実は選択肢が結構限られてくるんですよね。
チーズケーキとかは加工しすぎていて、お芋本来の美味しさを伝えにくいかなって。

ラテはアリかな!と思って2回くらい試作してみたんですが、自分としてはあんまり美味しくなくて。
そのまま揚げて、ソルトとかで食べるチップスだったりとか。
モンブランも考えたけど、ちょっとハードルが高いかーって。
プリンも良いかも…。
まだ決まってないです!迷いまくってます(笑)。
誰でも作れるっていうところもポイントですしね!

お芋には2人の試行錯誤が詰まってる
🍠今年大変だったことは?
ヤマブキファームさん:
難しかったのは育苗(苗を育てること)です。
苗の培養は思うようにはいきませんでした。
苗が伸びてくれなくて、この時期に植えておきたい!という時期に植え付けができなくて。植えたくても植えられなかったです。
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それから、増やした苗が思うように根付かなくて…!
遮光ネットで日除けをしたんですが、暑すぎて枯れてしまってやり直して…という感じでした。
🍠来年の計画は?
今年は苗植えが遅くなった農家の多くが「立枯病(たちがれびょう)」に悩まされました。私たちも一部の畑で苗の生長が止まってしまって…。
なので早めに植え付けをして、良いテンポで植え切りたかったんですが、苗が伸びなくて…みたいな🥺。
今年で培養のやり方はなんとなく分かったので、来年はもっと早めに準備して、失敗しないでやりたいな!って思ってます。
来年ウイルスフリー苗を増やしていくかどうかは迷っています。
ウイルスフリー苗から育った芋を種芋にして苗を育てた方が良いっていう話もあって!
ウイルスフリー苗は良いは良いんですけど、芋が丸くなっちゃうんですよ。真ん丸になっちゃうんです!
1ポットいくらという形でお金もかかるので、いっぱい増やしたらその分苗代はすごく高くなります。
種芋を増やすか、ウイルスフリー苗を増やすか…。
ちょっと迷ってます。
1月末には次のシーズンのお芋作りが始まるので、様子を見ながら、二人で相談します。

🍠今年のお芋づくりを振り返って
何でも早め早めにやらないとダメだな〜!と思ってます。
苗作りも苗植えも、収穫も。
今年は寒くなりそうなので、のんびり収穫していたら霜が降りちゃう!
一回くらいならいいけど、二回霜にあててしまうとちょっとまずいぞって言われています。
というか、霜には一回もあてたくないです!芋は低温すぎると腐ってしまうので。

ほんと、天気に左右されながら…です。
来年はなるべく良いタイミングで全部掘り上げられるように、早めに準備してスタートしたいと思っています!

じっくり甘くなるまで熟成させます
この後OTEMOIMOはヤマブキファームさんのもとでじっくり糖化させ、いちばん甘くて美味しいタイミングでみなさまの元へお届けします♪
ご注文いただいた方も、これから購入を検討される方も、首を長くして一緒に待ちましょう!
OTEMOTOチームが掘ったお芋も混ざっています!

発送開始時期は2026年1月上旬を予定しています🤲
「OTEMOIMO」— それはいっしょに育てる、特別なおいもです

OTEMOIMO(おてもいも)はこんなおいもです
- 作り手と食べ手をつなぐ『OIMOTOプロジェクト』第一弾
- 茨城県ひたちなか市の女性2人組農家「ヤマブキファーム」が育てる、おいもの味がとっても濃い「べにはるか」
- OTEMOIMO専用区画で育てる、数量限定・特別なおいも
- サイズ・形いろいろのふぞろいおいもを土付きで産地直送。虫食いや収穫時の傷があることも。その分規格品よりちょっぴりお得
- OTEMOTOオリジナルレシピカード付き(「OTEMOIMO」「規格品」レシピカードは共通)
- 発送は2026年1月上旬〜(予定)

OTEMOIMOは、商品としてお芋を売るだけでなく、育てる過程や、収穫のタイミング、食べごろまでをお客さまと一緒に楽しみたい ── そんな想いからスタートしました。
そして、いつかは植え付けや収穫にお客様も参加できる「体験型お芋ブランド」へと発展させていきたいと夢見ています☺︎

OTEMOIMOご予約受付中
OTEMOIMO、残りケースが少なくなってきました。
気になる方はぜひこの機会にご予約ください🍠
📦規格品もご用意しています
「5kgはちょっと多い…」という方には、規格品の2kg箱がおすすめです。
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