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ヤマブキファーム × OTEMOTO「OTEMOIMO(おてもいも)」成長日記 〈5月 植え付け編〉

2025年春、OTEMOTOとヤマブキファームさんで『OIMOTO(おいもと)プロジェクト』をスタートさせました。

ヤマブキファーム OTEMOTO 土付きべにはるか

このプロジェクトは、作り手と食べ手をつなぐ共同企画です。

ヤマブキファームさんの畑に『OIMOTOプロジェクト』専用区画をつくり、ヤマブキファームさんはおいもを育て、OTEMOTOはその様子を見守って発信します。

この区画で育てたおいもを「OTEMOIMO(おてもいも)」と名付け、新しいブランドおいもとして販売します。

5月24日に、その第一歩となる「植え付け」を行いました!

場所は茨城県にあるヤマブキファームさんの畑。

ヤマブキファームのリサさん・チハルさんが現地で植え付け作業を行い、その様子を共同でライブ配信しました🍠

 

「OTEMOIMO」は特別コラボ区画で作られる、土付きのふぞろい"べにはるか"

OTEMOIMO(おてもいも)は、作り手と食べ手をつなぐ新しいさつまいもブランドです。ヤマブキファームさんからアイディアをいただき、この企画が生まれました。

昨年YouTubeで「飲める焼きいも」の生配信をしたところ、ヤマブキファームさんのべにはるかが即日完売。予想を大幅に上回る人気ぶりで、「注文したかったけど売り切れだった🥲」というお声をたくさんいただきました。

今年はヤマブキファームさんのさつまいも畑にOTEMOTO専用区画をつくり、おいもを“いっしょに育てる”ところから始めます!

\「OTEMOIMO」はこんなおいもです/  

  • 作り手と食べ手をつなぐ『OIMOTOプロジェクト』第一弾
  • 茨城県ひたちなか市の女性2人組農家「ヤマブキファーム」が育てる、おいもの味がとっても濃い「べにはるか」
  •  OTEMOIMO専用区画で育てる、数量限定・特別なおいも
  • サイズ・形いろいろのふぞろいおいもを土付きで産地直送。虫食いや収穫時の傷があることも。その分規格品よりちょっぴりお得
  • OTEMOTOオリジナルレシピカード付き
  • 発送は2025年12月下旬〜2026年1月上旬ころを予定

商品としておいもを売るだけではなく、育てる過程や、収穫のタイミング、食べごろまでをお客さまと一緒に楽しみたい ── そんな想いからスタートしました。

そして、いつかは植え付け収穫にお客様も参加できる「体験型おいもブランド」へと発展させていきたいと夢見ています☺︎

その第一歩となる植え付けの様子をレポートします!

 

OTEMOIMO専用区画の植え付け

5月24日、当日。お天気が心配だったのですが、無事予定通り実行することができました☀

植え付けの様子はInstagramライブで配信しました。その前段で、ヤマブキファームさんが準備を進めてくれました。

🍠まずは苗切り

苗床ハウスで苗を切ります。

🍠畑の仕込み

畑に有機肥料と殺虫剤を散布します。

有機肥料と殺虫剤を散布します

有機肥料をたっぷりと
殺虫剤を散布


それからトラクターで耕し、畝上げ(マルチ張り)します。


トラクターで耕した後の畑

畝上げ完了!

 

ライブ配信で植え付けの実況中継!

いよいよ植え付けです!ここからはInstagramライブ配信の文字起こしで様子をお伝えします。

🍠4種類の植え方

植える苗がこちらです!今日切ったばかりの苗を今から植えていきます。

いもの苗って節がいっぱいあるんですけど、この節の部分を土の中に入れると、根っこが出始めるんです。これが土の中でブワ〜!と広がって、それがいもになっていきます。

この苗を土の中に挿していくんですが、農家さんによって植え方がいろいろで、大きく分けて4種類あります。

  1. 垂直植え
  2. 斜め植え
  3. 水平植え
  4. 船底増え

私たちヤマブキファームはは「斜め植え」します。

どうして4種類もあるかというと、植え方によって違いがあるんです。

  • 植えやすさ
  • 根づきやすさ
  • おいものなる数
  • おいもの大きさ

私たちは「斜め植え」するのですが、比較的根づきやすくて、おいももそれなりに数がつく植え方です。

大きさがそれぞればらけて、大きいおいももできれば、小さいおいももできます。
私たちは干し芋もやっているので、平干しサイズだったり丸干しサイズだったり、それからちび芋を売ったりもしているので、いろんなサイズのおいもが欲しくてこの植え方をしています。

ちなみに「水平植え」だと、同じ大きさのおいもが均等になるんですが、根付きづらく植えづらいらしいです。

🍠ポンチローラーでマルチに穴開け

畑に苗を植えるときは、まず畑に穴を開けます。手で開けるのは大変なので、「ポンチローラー」というものを使います。

「ポンチローラー」は刃のついたローラーで、これをコロコロ転がして穴を均等に開けていきます。

ローラーの刃の間隔を自分たちで変えることができて、私たちは今年34.5cmです!

「こだわりの0.5cm」ではなくて、1尺2尺の「尺」がよくわからなくて⋯(笑)。33cmくらいをめざしてセットしたんですが、うまくいったのかいかなかったのか、説明書を見てやったけど34.5cmという結果になりました(笑)。

ちなみに去年は41cmでした。
毎年いろいろ変えてみて、できたおいもの大きさを見て、「こういうの欲しいな」とかって変えてみています。

ちなみに、幅が狭いと小さいおいもができて、幅が広いと大きいおいもができます。

OTEMOIMOは焼き芋サイズのおいもを作りたいので、そこまで大きすぎずの34.5cmです。

おいもづくりにしてはけっこう狭い方だと思います。40cm以上で作る農家さんもいます。干し芋とかだと、平干し用で大きさが欲しい人もいるので。

ポンチローラーで畝の真ん中に穴を開けるのが結構難しいです。一応センターラインがあるんですけど。

マルチ(黒いビニール)を使わない農作もあるんですけど、おいも農家さんは結構使っています。(おいも農家さん以外もですが。)保温効果があって、苗を挿して最初は温度が必要になるので、生育を良くするためにもマルチを張っています。

あと草が生えにくくなります!

そういう効果もあって、お金はかかるのですが、毎年やっています。

🍠苗植えはスッと挿してトンっ!

リサが「ポンチローラー」で穴を開けて、数を数えて。
チハルが苗を植えて。
リサが穴を開け終えたら、ふたり一緒に苗を植えて。

斜めにグサっと挿して、トンっと抑えていきます。スッと入れて、最後にトンっ!とやるんです。


トンっ!とやることで、苗の方に土がぎゅっと寄ってくれて、根づきがよくなります。
あと雨水とかがトンっとやったところにたまりやすくなるので、お水がちゃんと入るようになります。
(諸説あるかもしれないのですが⋯!)

🍠おいしいおいもができると思います!

1日で7〜8千本ひたすら植える日もあります。

腰がまがった姿勢になるので大変ですが、機械でやるより自分たちでやる方がまだ早いかなと⋯。

機械にまわせるお金がないっていうのもあるんですけど、正確に植えたいので!

座りながらできるような椅子もあるんですけど、それを移動させるのが面倒で⋯。って考えると、腰が大丈夫なうちは手でやろうと思っています!

OTEMOIMO用に"良い苗"を植えたので、おいしいおいもができると思います!

ライブ配信のアーカイブ

https://www.instagram.com/reel/DKBzT7KTx-0/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

 

OTEMOIMO 苗のこだわり

OTEMOIMOには「メリクロン苗」という苗を使っていただいています。

「メリクロン苗」は無菌状態で培養した苗のことで、「ウイルスフリー苗」とも呼ばれています。
病気に強く健全な状態で育ち、見た目や味が良く、収穫量も多くなると言われている苗だそうです。

ヤマブキファームさんはメリクロン苗を種苗会社さんから仕入れ、2月からご自身のビニールハウスで育てていらっしゃいました。
苗を育てて、大きくなってきたら脇芽を切ってハウス内に植え、どんどん増やしていく作業だそうです。

200株仕入れた苗を、最終的に1200株まで増やしたそうです!
これは今年からの新規チャレンジ。温度管理や水の管理がとても難しかったと伺いました。

良い苗をたくさん植えるために、まだ寒いうちからコツコツ努力を続けていらっしゃったのですね。

 

今後の予定🍠これからおいもはぐんぐん育ちます

植えた苗たちはこれからぐんぐん育っていきます。

その様子は、読み物や、時にはライブ配信でお届けしていく予定です。

ご注文いただいた方も、これから購入を検討される方も、「おいも、今どうなってるかな〜?」と一緒に見守っていただけたらうれしいです!

秋にはいよいよ収穫!…ですが、すぐに出荷されるわけではありません。
掘りたてのおいもをヤマブキファームさんのもとでじっくり糖化させ、いちばん甘くて美味しいタイミングでお届けします。

お届け時期は2025年12月下旬〜2026年1月上旬ごろを予定しています。年末年始のごほうびに、ぜひ楽しみにお待ちください!

 

「OTEMOIMO」— それはいっしょに育てる、特別なおいもです

ヤマブキファームとロシアン佐藤

OTEMOIMOは、まだ始まったばかりの小さなおいもブランドです。

作り手のヤマブキファームさん、食べ手の皆さん、橋渡し役のOTEMOTO。それぞれの想いがつながって、このおいもブランドが少しずつ育っていってくれたらと思っています。

私たちも、いまからとっても楽しみです🍠

 

OTEMOIMOご予約受付中

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