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味研のこだわり、「生」製法って?

過去もっとも過酷?! 全国お取り寄せグルメ動画で出会った、味の研究社こと「味研」の記事でもお伝えしたように、その味とこだわりに惹かれて、OTEMOTOストア開始当初からお取り扱いさせていただいている味研さん。

そんな味研さんから発売された新商品の「生ステーキソース」のお取り扱いを機に、"味研 最大の特徴であり、こだわりである「生」製法"について、有限会社味研 常務取締役 の雨宮さんにお聞きしました!


有限会社味研 常務取締役 の雨宮さん

「生ってなに?一体どういうこと・・?」と思っていた方もいらっしゃったはず!そんな疑問に応えるべく、この記事では「生」の真相をお伝えできればと思います。 

 

「生」がうまれたきっかけ

まず気になったのは、「なぜ "生" になったのか」。それには、初代社長 向山紀弘氏が大きく関わっているとのことでした。向山氏が、焼き肉のたれの販売事業を開始しようと研究を始めたのは自宅のキッチン。家庭用の小さなキッチンでは大きなお鍋でグツグツ煮込んでたれを作り、それをたくさん試作していくことはとても難しい、、。

どうしても"混ぜる工程だけ"でたれを作るしか方法がなかったのです。

味研のこだわりである「生」製法は "仕方なく"生まれたものでした。
当時は、たくさんの試作たれを保管する場所がなく軒下の雨よけの上にたくさんのたれ入りの瓶を保管していたそう。"長期保存できるか"のテストを繰り返していたそうなのですが、ほとんどのものは失敗、腐ってしまって瓶が大爆発。
なぜか毎回、来客の度に爆発し、お客様をたれまみれに、、、という衝撃的な日々を過ごしていたそうです。

そんな大変な爆発事件を繰り返し、試行錯誤を続けること2年、ようやく非加熱でも長期保存可能な爆発しない、おいしいたれが完成したのです。

 

なんで「生」でも長期保存できるのか

2年に渡るたゆまぬ努力とお客様をたれまみれにする日々を経て完成した「生」のたれ。では、なぜ腐らず(爆発せず)おいしく保存できるようになったのでしょうか?

生でも長期保存できるようにするためのポイントは大きく3つあります!

  1. 水分活性
  2. 糖度
  3. pH値

    水分活性」とは、同一条件下における食品の水蒸気圧を純水の水蒸気圧で除した値のことです。つまり、微生物(乳酸菌など)が活動していくのに使えるお水がどのくらいあるかということなのですが、「生」の商品の水分は調味料のみでお水を一切足さないようにすることで、微生物が生きられないようにしているそうです。

    糖度」についても、水分活性と同じことなのですが、長期保存が得意なジャムのように、砂糖をたくさん加えることで、砂糖が水分を抱え込み、微生物が自由に使えるお水を減らしています。

    pH値」とは、溶液の酸性度・アルカリ度を示す指数のことです。微生物が居心地の良い環境は"中性"のため、アルカリ性に近い数値になるよう調整することで、微生物が暮らしづらい環境を作っています。

    3つのポイントを中心に、細かい調整をして、食品添加物なしで長期保存できる(状態が長い間変わらない)商品を生み出したのだそう。

    この「生」製法技術は他では真似できない、味研の独自の技術となっており、味と長期保存させるためのポイントのバランスがとっても難しい!
    他社に同じように作ってもらえるようお願いしても全く真似できず、お手上げなんだとか。

     

    新登場の「生ステーキソース」

    そんな「生」製法で作られた新登場の「生ステーキソース」
    こちらは現社長が自身の息子さんたちに技術を教えたいと、ひっそりと試作を繰り返してできた商品なのだそうです。社員一同 全く知らず、突然完成したステーキソースが出てきたのだとか!

    新登場の生ステーキソースは2種類!

    あらびき胡椒&ガーリック は、ガッツリ味。細かさの違う2種類のガーリックを使うことで味だけでなく食感の面白さもプラスされています。
    オニオン&ビネガーは、酸っぱくて一般的なステーキソースとは少し違う"味研ならではの味"です。

     

    味研さんおすすめの食べ方は?

    オニオン&ビネガーは、味研の「生」製法が特に生きている商品。加熱をしないので、お酢の酸っぱさをそのまま閉じ込めたソースになっています。
    開発時、酸っぱすぎるかな?と思ったそうなのですが、これが女性陣に大人気!普段使いのステーキソースとは違う味わいになるので、ゆっくり表面だけ焼いたレアなステーキにワインを合わせて味わってほしい!ステーキはアツアツではなく冷たくしてソースにつけて食べるのがおすすめ!とおっしゃっていました。

     

    何にかけても美味しい!生ステーキソース

    雨宮さんとのインタビューのあと、私たちはどんなものにかけて食べたら美味しいか、いろいろなものにかけて試してみました!
    どれもとっても美味しかったので、私たちのおすすめをご紹介します!

    <唐揚げ> 生ステーキソース(オニオン&ビネガー)
    オニオンの食感と甘酸っぱいソースが唐揚げとの相性バッチリ!

    <焼き餃子> 生ステーキソース(オニオン&ビネガー)
    酸っぱさが生きている、オニオン&ビネガーは焼餃子の酢醤油の代わりに使っていただいてもとっても美味しいです!

    お魚のフライ> 生ステーキソース(オニオン&ビネガー)
    オニオン&ビネガーの酸っぱさはお肉だけでなく、お魚との相性も抜群!お魚のフライにかけると南蛮漬け風に大変身!

    <ハンバーグ> 生ステーキソース(オニオン&ビネガー)
    さっぱり味のオニオン&ビネガーなら、ハンバーグもたくさん食べられる!食欲がわかない暑い日にもぴったり!

     

     

    生ステーキソースを含む、新セットの販売がいよいよスタート!

    「生」にこだわった味研のステーキソースと、同じく生製法の商品を合わせた、『味の研究社が作った無添加のたれ、「生だれ」「生ソース」セット』は8月16日から予約開始。

    配送は8月27日からのスタートになります。

    味にこだわった「生」なソースたちをぜひご賞味ください!

     

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